5月にエンジンを変更したゴリラですが、サージングして高回転が回らないのでエンジンのおろして腰上を変更することにしました。このエンジンは、JKカムでロッカーアームを軽量加工したものを使用したのでノーマルのバルブスプリングで問題ないと思ったのですが駄目でした。バルブスプリングを強化品に変えるついでにピストンとカムも交換しました。ピストンはたぶん早矢仕のハイコンプピストン、カムはタケガワのスーパーストリートカムに変更しました。面研したヘッドにこのピストン・カムの仕様は加工が大変でした。
まず、ピストンがヘッドに当たって回転しないので、ピストンをヘッドを当たらないように加工、ピストンとヘッドが当たらなくなったと思ったらバルブとピストンが当たるといった具合でピストンの加工が大変でした。
両方とも加工済なのですが、左がもともと使用していたピストン。右側のピストンが今回加工したものです。右側のピストンの方が少しピストントップが高いです。
ピストンリングは、新品を使用しました。
シリンダーにはめるとこんな感じになります。
面研ヘッドで、バルブタイミングがずれるのでカムスプロケットの取付穴を長穴に加工してあります。これでバルブとピストンが当たらないよう微調整もしてます。
現在の仕様は、こんな感じです。
排気量 | 49cc |
キャブ | PC20 メイン80・スロー32・ニードル上から2 |
マフラー | オーバー レーシングダウン |
クラッチ | たぶんダックス70 |
ミッション | 純正クロス |
クランク | Lクランク 加工 |
カム | タケガワ スーパーストリートカム |
ヘッド | 6V ノーマルポート加工 ヘッド面研 |
ピストン | 早矢仕ハイコンプピストン加工 |
フライホイール・CDI | 武川スーパーストリートアウターローターキット |
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