まず、スタッドボルトのゆるみの対策ですが、新たに工具を購入しました。今までは、ダブルナットで取り付けていたのですが、スタットボルトインストーラーという工具を購入しました。この工具を使て取り付けると、きっちり指定トルクで締め付けることができました。ネジロックも使用したので、スタットボルトのゆるみは大丈夫でしょう。
このエンジン、12000回転ぐらいでサージングがおきていたのでで少し対策をしたいと思います。手っ取り早く、強化バルブスプリングを入れるのもよいですが、ヘッド周り可動部の軽量化で解決できるかやってみたいと思います。
ノーマルの、ロッカーアームとナットスクリューセットで84gあります。
ナット・スクリューを、キタコのチタンナット・スクリューに交換します。
さらに、ロッカーアームを本体も削ります。加工した、ロッカーアームとチタンナット・スクリューで73gとなりましたので、これで11gの軽量化となりました。
マフラーからの白煙対策は、EX側のステムシール周りの部品を新品に交換します。
バルブは、簡単にきれいにしてそのまま使います。
今回、もう一つ工具を購入しました。画像下のバルブコッター装着ツールです。今までは、バルブスプリングコンプレッサーを使って、コッター取り付けていたのですが、毎回かなりてこずっていました。今回、バルブコッター装着ツール購入して使用したのですが、コッターを付けるのがかなり楽ちんになりました。
燃焼室もきれいにしました。
オイル漏れの対策ですが、ガスケットにこれを塗って組んでいきたいと思います。
腰上は、これで組んでいきます。次回は、クラッチの不具合の対策をしたいと思います。